NEKITSUNEとNEKIRISU
KONONEKIロゴマークの九尾の狐さん「NEKITSUNE」
焼き菓子ラベルのロゴマーク食いしん坊リスさんの「NEKIRISU」
どちらも2021年の開店当初に店のロゴマーク作成時にKONONEKIの娘が描いてくれました。
狐にするかリスにするか、迷いに迷ってロゴマークで採用されたのは狐のNEKITSUNE。はす向かいが神社なのでというのが狐を採用の理由でした。
せっかくのリスのデザインをそのまま没にするのは勿体ないので、焼き菓子のマスコットとしてラベルで利用していました。
オリジナルのロゴを生かした商品づくり
KONONEKIは「使って体験、気に入って買える」をコンセプトに営業しています。
例えばKONONEKIで使用している食器類は、愛知県のマルミツポテリさんの瀬戸焼を利用しています。陶器を主に使用していて、土の雰囲気がとってもナチュラルで、デザインもかわいいので大好きなブランドです。
こちらのマルミツポテリさんの食器をKONONEKI店内でも販売していて、お客様にKONONEKIでのお食事で使っていただいて、お気に入りが見つかればご自宅でも使っていただきたいと思っています。
ちなみにスタッフが使用しているエプロンも、マルミツポテリさんで販売されているものを使っていますので、ご希望があれば販売もしています。
NEKITSUNEブランド
2024年夏に、九尾の狐「NEKITSUNE」を左胸にワンポイント配したオリジナルTシャツをノベルティとしてお配りできないかとかと思ったのが今回の企画の始まり。シルクスクリーンでのTシャツ制作に携わっておられる会社さんとお知り合いになる機会があって、どうせなら長く使っていただきたいのでTシャツの素材にも気を使い制作を依頼しました。
KONONEKIの裏方がイラストレーターで製版に使えるようにデータ起こししました。
ちなみにショップロゴはきちっと9本の尻尾が描かれていますが、Tシャツへのシルクスクリーンプリントではごちゃっとし過ぎて判別ができないと思い、アパレル用には尻尾を4本に描き直しています。残りの5本は体の下に隠れている設定ですね。
このデータの場合ですと、体に1色、尻尾の先と耳で1色、合計2色の配色になるのですが、手作業のシルクスクリーンプリントでは2回に分けてのプリント作業が必要になり、印刷コストが2倍になってしまいました。
同時に制作した販売用のキャンバスバッグです。こちらは丈夫で長持ち、肩紐も付いているので日常でもお使い頂けると思い、販売用に制作しました。
パーカーの制作
せっかく企画して行ったノベルティの経験をそのまま終わりにするのは勿体ないと思い、今回は最初から販売目的でパーカーの制作をすることにしました。住宅地の裏でひっそりと営業する路地裏カフェがどこまで商品を販売できるんだ?の疑問もありましたが、何事も経験と思い今年から大学生になったKONONEKIの娘にショップ運営を任せることになりました。
※パーカーやTシャツはKONONEKIスタッフが着用しています
「NEKITSUNE」のコンセプトは穏やかで控えめ
ノベルティ制作の経験を活かし、なるべく低コストで制作できるようにKONONEKIの裏方にデータの変更をお願いしました。黒の部分がプリントされる部分になるので、こちらのデータであれば一色刷りでプリントが可能。白の部分はパーカーの素材の色になります。
「NEKIRISU」のコンセプトは元気で活発
NEKIRISUのデザインはKONONEKIの次女が発案しました。次女は活発な性格なのでNEKITSUNEのワンポイントデザインよりは背中に大きくデザインされたものが好み。KONONEKIの裏方がアレンジして、アメリカンチックなマークにしてくれました。コーヒー豆に挟まれた言葉は、「サンドイッチのように見えますが、実はシベリアです」と書かれています。ネキリスはサンドイッチでもオニギリでもなく、カステラと羊羹のお菓子シベリアを持っています。
パーカーにNEKITSUNEをワンポイント配置。押し出し感が強くなく控えめなコンセプトのNEKITSUNEらしいデザインになっています。パーカー素材も厚手の生地を使ったものなので、長く着て頂ける商品に仕上がっています。
パーカーの背中に大きくNEKIRISUを配置しました。行動的で活発なNEKIRISUらしくかわいいけど活発なイメージに仕上がっています。
KONONEKIの裏方がテストで依頼した墨色のパーカーに黒のインクでプリントしたNEKIRISUパーカー。目立つことは無いのですが、私はかなり気に入っている配色です。黒に黒はかなりいい感じだなと思います。
今後は定期的に商品の企画制作を行っていきたいと思っています。
原材料の高騰や光熱費の上昇、飲食店のおかれている状況はかなり厳しいものだと思いますが、様々な売上の確保を行うことで、飲食部門のコスト上昇を組み込めればいいなと思っております。
少しずつ商品を増やしていきますので、ぜひご利用くださいませ